この度当社は、2025年10月11日、12日の2日間に渡り実施された『能登よさこい祭り＆和倉温泉復興DRONE SHOW』に協賛をさせていただきました。
現地は2024年1月1日に発生した『令和6年石川県能登半島地震』により深刻な被害を受けました。
発生から2年近くが経とうとしている現在もなお、現地には地震の爪痕が激しく残っており、完全に復興したとはとても言い難い状況です。
当社では震災の直後、『石川県令和6年能登半島地震災害義援金』に支援金の寄付をさせていただくなど、少しでも被災地の支援が出来ないかと模索してまいりましたが、今回はこれまでとはまた違った形で被災地の皆様に元気を与えることが出来ないかと考え、本件への協賛へと至りました。
当日は天候に不安があったものの、よさこい祭り、ドローンショー共に無事開催することができました。
スポンサー紹介のコーナーでは、ドローン486機による、横幅220ｍの当社ロゴマークが能登の夜空に輝きました。
よさこい祭り、そしてドローンショーが、被災地の皆様に少しでも元気を与えられていたら、とても嬉しく思います。
被災地の一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。
🌌 🌌 🌌 🌌 🌌
そしてここからは、ほんのごく一部ではありますが、実施当日に現地で見た被害の現状をお伝えします。
現在、和倉温泉にある約20軒の温泉旅館のうち、営業を再開できているのは約半数に留まっています。
営業を再開した旅館の中には、解体や建設工事を進めながら仮設の設備で営業を行っているところも含まれているとのことです。
今回のよさこい祭り会場近くに位置する『美湾荘』さん。
震災から1年10ヶ月が経過した現在も、建物の約半分は解体されたまま剥き出しになっていました。
『美湾荘』という文字は、解体した場所に横書きで設置されていたものを、縦書きに直して再び掲げたものだそうです。
周辺の公共スペースの復興も、依然として遅れている状況が目につきました。
歩道は地面から約30cmも隆起したままの状態が続いており、剥がれ落ちたタイルも撤去されることなくそのまま放置されていました。
和倉温泉のほぼ中心部に位置する『総湯』は、開湯約1200年の歴史を持つ海の温泉であり、地元の方々から観光客までが立ち寄る大人気のスポットです。
エントランスには誰もが楽しめる足湯が設置されていますが、確認したところお湯は出ておらず休止しているようでした。
(館内の温泉風呂は通常通り利用できるとのことです)
https://www.wakura.co.jp/
ご覧のように、復興と言えるにはまだまだ遠い状態です。
当社にできることをこれからも模索し続けたいと思います。
またこの記事をきっかけとして、再び支援の輪が広がることを祈っております。
あらためて、被災地の１日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
◆『石川県令和6年能登半島地震災害義援金』についてのご報告はこちら(2024年1月)
https://p-venue.co.jp/20240110
